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暑かったので、カンパリソーダでも作って飲もうと、スポーツクラブの帰り道、カンパリのボトルを買ってかえったら、冷蔵庫にあるとばかり思っていたトニックウオーターが在庫切れ。なので急遽方針変更して、セラーのブル白を開けることにしました。コーディエのジュリエット・ラ・グランドは、98年のブル白の中で、WA誌が最高点(94点)をつけたということで、一躍話題になった銘柄です。私もご多分にもれず、2本購入して、1本目を 2002年9月6日に開けましたが、このときは基本的にはすばらしいと思いました。(本館「こんなワイン飲んだ」を参照)ところが今回開けた2本目については、1本目の威容からは想像できないような変わりようで、飲んでいるこちらが戸惑いました。色調はそこそこ麦わら色がかった濃いイエロー。香りはほとんど立ちません。スワリングすると、グレープフルーツや黄桃、マロン、ミネラルなどがニュアンス程度に感じられるようになりますが、1本目を飲んだ印象からすると、全く期待はずれの香りです。味わいの基本は、熟成を感じるモカフレーバーで、酒質もトロトロ感こそありますが、なんというか、中間部がスッポリ抜けてしまったような空虚さがつきまといます。フィニッシュにやや苦みが感じられるのもマイナスポイント。
これがウワサの Premature Oxidizationというヤツでしょうか?今までは幸いなことに、最も問題になっている96年の白でも該当するボトルにはあたらなかったので、よくわからないんですが‥。ちなみに、
ooisotaroさんが、半年ほど前に同じ銘柄を開けて、劇賞されてますので、ボトル差の要素も大きいのかな、と思います。
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