S'sWine ひとりごと過去ログ

ワインサイト「S's Wine」のブログの過去ログです。 2006年5月までのエントリーをこちらに掲載しています。最新版は、【話飲徒然草】にて更新しています。

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なんだかんだで1週間経過してしまいましたが、先週の日曜日は、上の子の5歳の誕生日でした。5年という歳月は短いようで長いもので、その間、私は職場を二度変わりましたし、下の子が生まれて4人家族になりました。ワインについて言えば、5年前といえば、ちょうど「RealWineGuide」誌の創刊号のお手伝いをしていた ころでした。

そう思って、久しぶりに弊サイト本館の「裏リアルワインガイド」を懐かしく思いな がら読み返してみましたが、思えばこの頃が、ワインとの向き合いという意味では 一番充実していた時期かもしれません。仕事を終えたあと、週二回吉祥寺 まで出向き、 毎回十数本のワインをテイスティングし、そのレビューを書き続けるというのは、時間 と気持ちの余裕が十分にないと出来ないことだと、後に痛感させられることになりましたから。

我が家の場合はさらに、下の子が年子だったため、乳幼児二人に囲まれ、 ワイン会 へ参加する余力すら全くなくなってしまいました。結果、それまで交友 のあった方々 とも、いまやすっかり疎遠 になってしまいました。

ようやく最近になって、子供たちは多少手がかからなくなってきましたが、その分 今度はなにかと金がかかるようになり、(それに反比例するように給料が下がっているという現実もあり ‥)ワインの購入、維持のための費用を大幅に削減 せざるをえない有様です。
そして、そういう私の懐事情をあざ笑うかのように、ブルゴーニュやボルドーは高騰しつづけています。

また、私が「S's Wine」を立ち上げたころはまだまだごく限られていた数しかなかったワインサイトも、その後のブログの普及で、ホームページを立ち上げるということへのハードルははるかに低くなりました。 いまやネットを少しばかり検索すれば、ワイン系のサイトは星の数ほどヒットしますし、その中にはスケール面でも経験や知識の面でも、私など及びもつかないような方々も多くいらっしゃいます。

また、ネット上のコミュニケーションという側面においても、mixiのようなコミュニケーションスタイルが人気を博し、かつて私の掲示板をにぎわしてくれていた方々も今はそちらで御活躍のようです。

そんな中、このような昔ながらの 「呑み助日記」的なサイトを続けていくことに意味があるのか、考えさせられることがあります。このサイトを始めて8年目に入りますが、初期のころ相互にリンクを張り合ったサイトの多くが今は既になく、カウンターのアクセス数もあまり励みにはならなくなってきました。それにそもそも私自身のワインとの向き合い方自体が流動的な局面でもありますし‥。

さて、話を元に戻すと、上の子の誕生年は2002年ということで、まさに買い漁った02ビンテージを開けるべき日だったんですが、こんな時に限って、誕生年のワインたちは寺田倉庫や実家のセラーにしまいこんで しまって いて、家のロングフレッシュには、パカレの02ジュブレイシャンベルタン1級と、A&Pヴィレーヌのメルキュレ イしかありません。
どちらにしようか迷った挙句(この二択は迷いますよね~(笑))、デイリーの延長の域を超えないヴィレーヌより
は、熟成度合いに不安があるにせよ、腐ってもプリミエクリュであるパカレの方を開けることにしました。

グラスに注ぐと、例によってエッジがかなりオレンジ色になっています。香りは赤い果実や紅茶、漬物などにまじって、湿った 土のような熟成したニュアンスも感じますが、全般に芳香力は強くはなく、控えめでしんみりしたものです。
味わいですが、残念ながらこの銘柄も一連のヘタレボトルの例外ではありませんでした。
赤い果実を感じさせる味わいは、少しばかり漬物っぽいニュアンスを感じてしまうところと、 精気を抜かれてしまったかのような力のなさが残念。タンニンはやさしく溶け込んでいますので、相対的に酸がやや強めのバランスですね。1級ということで、もう少しパワーを期待していたのですが、昨年飲んだ村名ジュブレイに対して明確なアドバンテージは感じません。01、02年と都合5本家で飲んできたので、もう結論づけてよい頃合と思いますが、パカレの これらの年は、巷の風評どおり、完全に「下り始めて」いますね。お持ちの方は、早めに飲まれたほうがいいでしょう。
まあこれはこれで、記念の日にまだ青いツボミのような幼児虐待系のワインを飲むよりは、熟成 のピークを越えて下り始めているこの銘柄を飲んだのは、ある意味正解といえば正解かもしれません。そう思って自分を納得させた、上の子の誕生日でした。
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コメント

ワインサイトを続ける意味

shuzさん、ご無沙汰しています。 
と言っても当方からは、いつも夫婦でサイトを拝見させていただいております。

ワインのHPを続ける意味について
今はサイトや情報が飛躍的増え、一個人サイトの役割は確かに少なくなりました。
自分自身でも、巡回するサイトを付け加えることは随分前からなくなっています。

私のサイトは、shuzさんのサイトに比べると取るに足らないものですが、同じように続ける意味があるのか考えること再々です。
「仲間が欲しい、ワインについて教えて欲しい」という当初の目的は、それなりに果たせてしまいましたし。



しかし、shuzさんやCharさんのサイトは、私にとってワインライフに漬かったこの10年のランドマークのような存在で、自分がワインを楽しむ限りこれからも、そうあり続けると思います。
もし、この2つのサイトが無くなるようなら、きっとずいぶん寂しい思いをします。

「寂しい思いをする」わけは、
一個人サイトを読んでいるというのは、サイトから単に情報を見ているのではなく、人柄や同時期にワインに興味を持って感じてきたという個人の歴史をしりながら見ているからだと思います。

私と同じように、「サイレントだけどshuzさんのサイトに愛着を持っている訪問者」は、すごい数だと思います。
お会いしたこともありませんのに僭越ですが、感想を書かせていただきました。

  • 2007/01/21(日) 20:56:28 |
  • URL |
  • 道草 #dAQQ2UuI
  • [編集]

shuzさん、こんばんは。
shuzさんらワインサイトのパイオニアの方々に感じていること思っていることは道草さんが書かれていることにまさに同感です。
わたしのサイトはshuzさんや道草さんのサイトに比べて歴史も浅く、内容も程遠いものですが、サイト運営についてはやはり壁にぶちあたることがしばしばあります。数あるサイトの中での存在意義や表現方法の限界など尽きません。それだけに、おっしゃっていることは理解できます。shuzさんらのサイトに勝手な期待をいつも抱いておりまことに恐縮ですが、書き込まずにはいれませんでした。

  • 2007/01/21(日) 22:12:43 |
  • URL |
  • らぶらぶわいん #-
  • [編集]

道草さん、ご無沙汰してます。といっても、道草さんのブログはRSSリーダーに登録しており、そのダイナミックな活動を尊敬の眼差しを以って拝見しています。
今回も私のとりとめのない愚痴に対しての暖かいお言葉ありがとうございます。思えば、道草さんには、節目節目で励まされている気がします。今すぐにサイト運営をやめてしまおうとか、そういう気はないものの、なんとなく愚痴のひとつも言いたい、そんな気分でしたが、道草さんのご助言を読んで、少し前向きな気分になってきました。お互い肩肘張らずにマイペースで頑張りましょうね。

  • 2007/01/21(日) 23:26:56 |
  • URL |
  • shuz #-
  • [編集]

らぶらぶさん、ありがとうございます。私はらぶらぶさんのブログのお子さんとのコミュニケーションをいつも大変参考にさせていただいてます。逆の立場になって、らぶらぶさんのサイトがなくなったらきっと寂しく思うでしょう。そんな風に思ってくださる方がいくばくかでもいらっしゃるうちは、地道に更新を続けていこうと今回改めて思いました。コメントいただき、どうもありがとうございました。

  • 2007/01/21(日) 23:27:46 |
  • URL |
  • shuz #-
  • [編集]

頑張ってください

僕も何だか同感です。
姫路と言う田舎の小さな酒屋で、扱い品目も少ないですし、最近はインポーターや輸入業者の試飲会もあまりありません、その中で、扱うワインを撰ぶのは、かなり至難の業です。
ブルのお好きな方に紹介するにも、価格の高騰で難しく、あるのは扱いを止めてしまう商品の案内が多く、果たしてこれはどうか?と思うものでも、商材ししないといけないーー、という場合もあります。shuzさんのサイトはいつも楽しみに拝見しております。さまざまのワイン紹介も楽しみ且つ参考にさせて頂いています。
今後もどうか、頑張ってください。

お願いします!

こんにちは。
ぜひ!ぜひ!ぜひ!
サイト運営をお願いいたします。
本当にいつも楽しみに巡回しております。
RWGが創刊されて、shuzさんのお名前を発見したときに、自分自身のように嬉しく&誇らしく思いました。
いろいろと諸事情あるとは思いますが、いつまでも応援しています!!


・・・金魚の記事も好きですよ(笑)。

  • 2007/01/22(月) 12:58:00 |
  • URL |
  • nack #e9sLfkhg
  • [編集]

おお、マイティジョーさん、お久しぶりです~。私とは立場は違えど、似たような思いをもたれているようで、なんだか安心しました。ブルやボルドーの値段、高くなりましたねえ。最近は資格の勉強を再開したのがきっかけで、もっと広いジャンルに目を向けようと思うようになりました。たとえば最近すっかりご無沙汰のスペインとか、南フランスとか、NZとか‥。そう考えると、ワインへの興味は尽きることはありませんね。

  • 2007/01/22(月) 23:49:55 |
  • URL |
  • shuz #-
  • [編集]

nackさん、暖かい励ましのお言葉、ありがとうございます。こんな駄文ばかりのサイトを巡回してくださる方がいると思うと、逆に申し訳なくすら思います。(^^;
nackさんのブログもRSSリーダーに登録させていただきました。これからもよろしくお願いします。金魚ネタもまだまだ続きます。

  • 2007/01/22(月) 23:50:22 |
  • URL |
  • shuz #-
  • [編集]

出張などでアクセスできない日を除けば、ストーカーのようにほぼ毎日サイトを拝見しております(^^;)
ぜひマイペースで無理のない範囲でサイトを続けて頂けたらと・・・
家庭をもつと生活の中でのワインの位置づけが変わったりしますから、shuzさんのように忙しい方はモチベーションの維持が大変ですよね。

あ、私も金魚ネタ楽しませてもらってますw

  • 2007/01/23(火) 10:05:49 |
  • URL |
  • taka #-
  • [編集]

shuzさんの書かれるようなtasting noteが書けるようになれればと、いつも憧れております.こうして書き残されるTasting noteはありがたいデータベースですので、是非続けて下さい.

  • 2007/01/23(火) 16:23:02 |
  • URL |
  • takuya #-
  • [編集]

takaさん、ありがとうございます。こうして暖かい励ましのお言葉を数多くいただいてしまうと、愚痴っぽいことを書いた自分が逆に恥ずかしくなります。別の方へのコメントにも書きましたが、あくまで個人サイトですので、肩肘張らずに、自分の備忘録代わりぐらいの気持ちで続けていこうと思います。

  • 2007/01/24(水) 08:33:51 |
  • URL |
  • shuz #-
  • [編集]

takuyaさん、ありがとうございます。まあ私のtasting noteなんて駄文以外のなにものでもないのですが、思えばサイトを始めた当初は、テイステイングコメントに関する向上心が強く、自分のコメントを先達の方々に添削してもらいたい、という気持ちもありました。いろいろな意味で、「初心に戻る」べき時期に来ているのかと思います。ニューワールドのこと、また教えてください。

  • 2007/01/24(水) 08:37:26 |
  • URL |
  • shuz #-
  • [編集]
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