S'sWine ひとりごと過去ログ

ワインサイト「S's Wine」のブログの過去ログです。 2006年5月までのエントリーをこちらに掲載しています。最新版は、【話飲徒然草】にて更新しています。

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ちょっと遅めの夏休み(といっても2日だけですが)をいただいて、明日あさってと勝沼にブドウ狩りに行ってきます。子供連れなので、ワイナリー見学は出来そうもありませんが、「ブドウの丘」の宿泊施設に泊まるので、面白そうなワインがあったら買ってこようと思います。

ということで、休暇初日のこの日は、「非日常」的な銘柄を開けることにしました。デュアールミロンの40年。66年前のワインです。

2000年の10月に平野弥さんで購入。マーラベッセもの。インポーターはトーメン。価格はたしか15Kぐらいと、ギリギリ博打を打とうという気になるプライスでした。購入後、それほど間をおかずに飲もうと思っていたのですが、ワイン会に持っていこうにも、会場に相当前に持ち込まねば真価を発揮してくれないだろうし、かといって普段家で開ける気にもならないしで、長いことほったらかしになっていたボトルでした。

セラーから出してみると、下に向けていたラベルの反対側は澱がびっしり。パニエ抜栓しようと思ったら、カミサンがいつのまにかパニエを捨ててしまったらしく(苦笑)、仕方ないので、なるべくボトルをヨコにした状態でコルクを抜いて、デキャンタに移すことにしました。リコルクと聞いていましたが、コルクは上までグッショリと重たく、ほとんど手で抜けてしまいそうなぐらい、スルスルと抜けてしまいました。

色調は中程度からやや濃いオレンジガーネットで、エッジにはレンガ色が見えます。香りはドライ系の古酒の香り。ドライフルーツ、アンズ、乾燥イチジク、干し草、枯葉、モカ。醤油やシェリーっぽさが出ていないのが救いです。口に含むと、かろうじて果実は残っているものの、酸がかなり立ってきており、ギリギリという印象です。正直、やはり買った直後ぐらいに飲んでおいたほうがよかったかも、とも思います。とはいえ、さすがマーラベッセもの、ヒネてもいないし、ちゃんと果実のエッセンスも残して綺麗に枯れている様は、白骨死体や腐乱死体でなく、ミイラのような古酒とでも言いましょうか。(って、すごい形容ですが。)いずれにしても、感動からは遠いものの、66年前の凡庸なビンテージのワインが、しかもこの値段でそれなりに満足できる状態を保っていたという点に敬意を表して、【中吉】を差し上げたいと思います。。
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1本試しに買ってみて、とても美味しかったので、追加購入したものですが、残念ながら今回のボトルは、香りが逝ってました。「逝っていた」というのは言い過ぎかもしれません。1時間もすると心地よい果実の香りも立ち上ってきましたから。ただ、やはりバランスを崩しているんですよねぇ。消し炭というか、厩系というか、そういう野太くデリカシーのない臭いがトップノーズから感じられるのです。(ブショネではありません。)味わいの方は正常で、しなやかで心地の良いピュアな果実味がおだやかなタンニンや酸に支えられて、決して大きくはないものの、バランスのよいまとまりがあります。相変わらず、いいワインです、香りさえ真っ当だったら‥。
この手の臭いについて、いろいろ専門家の方にもご意見を伺っているのですが、ある人は「酢酸だ」といい、ある人は「コンディション不良により、香りの構成のバランスが崩れたためだ」と仰います。とはいえ、香りや味わいなどの官能評価の難しいところは、はたして先方が本当にこちらが指摘している臭いのことを仰っているのかわからないことなんです。一緒にグラスを傾けていても、人によっては、それをあまり嫌な臭いだと思わない人もいるようですし‥。
コンディションに関しては、実はこのボトル、多少思い当たるフシがあるといえばあります。以前飲んだボトルは銀座屋さんで購入してクール便で送っていただいたもの、今回のボトルは、店頭で購入してハンドキャリーで持って帰ったもの。買ったのが夏場に近い時期(6月)だったので、夕刻1時間程度とはいえ、、30度近い気温の中を運搬したという「負い目」があるにはあります。でも、通常それぐらいで香りが逝ってしまうとは思えないし、やはりボトル差なのかな~とも思うのですが。。実はこの銘柄、まだ1本セラーにあるのですが、ちょっと開けるのがコワくなってきました。【凶】
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ワイン好きの方なら、誰でも同じような思いをしていると思いますが、十年来家でワインを飲んできて、なかなか克服できないのが刺身、煮物、焼き魚など、和食との取り合わせです。こういうメニューのときは、休肝日にするか、チーズなどをつまみに食後酒的に赤ワインを飲むというのが最近の我が家のスタイルですが、一方で、悪化しつづけるコレステロールなどの数値を考えると、こういう食事の比率を増やしていかなければならない事情もあり、悩ましいところです。
まあ、この手の話になると、「無理してワインとあわせるよりも日本酒かビールでいいじゃん。」という結論になりがちなんですが(かくいう私もずっとそう思ってました)、ここはもう一歩踏み込んで、しばらくの間、意識して国産ワインをいろいろトライしていこうと思います。ここに至った経緯はいろいろあるのですが、それは追々コラムなどで書いていくとして、この日開けた、栄えある1本目は、中央葡萄酒の「グレイス甲州・鳥居平畑2005」。勝沼の鳥居平地区から収穫したブドウを使い、4ヶ月間シュールリー製法にて醸造。墨字っぽいラベルと鮮やかな茶色のキャップシールの組み合わせはなかなかオシャレです。色調はごく淡いレモンイエロー。香りはグレープフルーツなどの柑橘系のトップノーズ、それにミネラルや燻したようなニュアンスが加わります。味わいはメリハリのある酸のアタックがあり、果実は穏やかに口の中に広がります。中盤からフィニッシュにかけて若干の苦味が感じられますが、このかすかな苦味がなかなか焼き魚などに合うんですね~。端麗な辛口ですが、温度を上げていくと、フィニッシュにやや甘いニュアンスが感じられるようになります。11度というアルコール度も、ワイが主張しすぎなくて良い感じです。正直、単体で飲んだら面白くもなんともないワインですが、日常の食卓との相性は大変良いのではないかと思います。この日はサンマの開き、肉じゃが、刺身とともに飲みましたが、サンマはスダチをかけてやることによって、また刺身はわさびでなくレモン醤油にすることによって、絶妙なマッチングを見せてくれました。【小吉】

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先週は金曜土曜日と山梨へ出張でした。出張ついでに国産のワインを何本か買ってきたので、追々飲んでいこうと思います。

さて、数日前に届いたリアルワインガイドの最新号を見て、「え~、そりゃないよ~」と思ったことがあります。それは、記事の中で04年のフレデリック・エスモナンが酷評されていたことです。まあ、トータルの論調は、「近所の290円のラーメン屋のようなもので」で、全く凡庸なものだが、なんといっても値段が安いし、年に数回ふらりと食してみたくなる、そんなドメーヌだということなのですが、徳丸さんなぞは、総評の中ではっきりとこの作り手を「2流である」と断じていますねぇ。
かくいう私は、まさにこの雑誌のテイスティングで99年を飲んで、そのCPの高さに感激し、自分でも何本か買い込んだわけです。そのうちの1本を先日飲んだら、実に綺麗に熟成していたので、やや値上がりしたとはいえ、まだまだお買い得な02年を先だって数本買い足した、まさにそのタイミングで(04年とはいえ)酷評され、2流と断じられてるのですから穏やかではありません。

ということで、リアル~誌の言うとおり、この02年も大したことないようなら、方針転換して手持ちのグランクリュたちをさっさと飲んでしまおうと、まずは手元にあったシャルムシャンベルタンでお手並み拝見ということにしました。
色調は底が見えない濃厚なルビー。ただしエッジはかなり和らいできています。
香りは閉じ気味ながらも凝縮した年にありがちな、揮発性塗料のようなニュアンスがあります。口に含むと、甘く凝縮された果実味のアタックがあり、酸もしっかり。緻密なタンニンのため、酒質はどこまでも軽やかですで、含み香も豊かに感じられます。その一方で、全体のトーンが1本調子で抑揚に乏しいこと、グリップが緩いこと、それに余韻がグランクリュとしては今ひとつあっさりしていることなど、99年の時の印象からするとやや残念な面もあります。
飲み頃についてはどうでしょうか。香りだけならまだまだ早い感じなのですが、味わいの構造からはそれほど長熟スタイルな感じは受けませんし、実際、今でも美味しく飲むことができます。とはいえ、現時点でさっさと飲んでしまわないとヤバイ、という類のものではありませんので、数年寝かせて、1年おきにとか、そんなスパンで飲んでいってみようと思います。
ちなみにこのシャルム・シャンベルタン、プライスは、6Kでした。02年で6Kというと、超一流ドメーヌの村名、1流ドメーヌのプリミエクリュクラスぐらいの価格かと思いますが、実力的にはまさにその位のレベルですね。市場価格って正直だなあ、と改めて思いました。
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まだまだ仕事は忙しいのですが、とりあえず今日メインイベントのひとつが終わったので、少しよさげなワインを開けることにしました。
といっても平日なので、あまりぶっ飛んだものはやめて、ルソーの中堅どころをチョイス。今から6年ぐらい前でしょうか、平野弥さんの勉強会に通っていた頃に買ったルソーのマジ・シャンベルタンです。値段は10k以下でした。
中程度からやや濃いガーネットで、エッジはオレンジがかって儚い色調いなっています。香りはカシスなどの果実に小梅、枯葉、毛皮、スーボワ、それに赤錆などが感じられるジュブレイっぽいもので、熟成感が出てイイ感じになってきています。
口に含むと、梅酒のような甘酸っぱい果実味があるのですが、どうにも酸が勝ち気味で、それは時間とともに顕著になってきます。う~ん、やはり96年ってこういう感じなんでしょうか。ちゃんと果実も残っているし、タンニンも緻密で、決してただの酸っぱいワインではないのですが、バランス的にどうしても酸が勝ち気味なのは否定できず、飲みすすめていくうちにいつしかその酸味にに顔をしかめている自分がいます。この先寝かせても強靭な酸が和らぐより、果実味がドライアウトするペースのほうがどう考えても早そうです。リリース当初、長熟向けと評価の高かった96年ですが、最近の評価はすっかり低落傾向だとか。同じルソーのクロ・サンジャックも家にあるので、遠からず飲んでみようと思いますが、難しいかもしれませんねぇ。、
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ここ10年以上、新たに時計を購入していない私ですが、以前はそこそこハマッていた時期もありまして、今も所有している何本かの時計については、だいぶ前のエントリーで写真つきで紹介したことがあります。
ところが最近自慢の?ラインアップのうち、マハラのリューズが壊れてしまい、さくらやに持ち込むも、今や代理店の扱いがないとかで、修理不能。
近年もっとも稼働率の高かったポルシェデザインbyIWCのクロノグラフも、スポーツクラブではめっぱなしだったのがいけなかったのか、文字盤の金箔がにじんで全体に広がってしまい、ダイアルが読みずらくなってしまいました。このポルシェデザインは、かれこれ15年近く使っているものですが、IWCと提携解消した今、もはやパーツも残っていないでしょうし、文字盤を交換できる見込みはほぼゼロ。
それで、最近はIWCのシンプルな「ポートフィノ」をもっぱら使っているのですが、こちらもふと気が着くと皮のベルトの裏側の部分がが半分ちぎれてきているし‥。
考えてみれば、どれも15年~10年ぐらい前に購入したものばかりなので、まとめてガタがきておおかしくはないタイミングなんですよねぇ。こりゃマイりました。
マハラについては、このままお役ゴメンにするのも癪なので、修理専門店に持ち込もうと思ってます。ネットで検索していて見つけたのですが、ここなんてどうなのでしょうか?ややサイトのノリが怪しげな感もありますが、職場から近いので、今度実店舗を訪ねてみようと思います。ここなら、ポルシェデザインの文字盤についてもリダンしてくれるかもしれないし‥。この件については、いずれ続報をお伝えします。
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左から、リューズのとれたマハラ「ギョウシェ」(今となっては珍品)、文字盤がにじんでしまったポルシェデザインクロノbyIWC、ベルトがちぎれかけているIWCポートフィノ。 このページのトップへ
私の好きなキャンティクラシコの作り手のひとり、クエルチャベッラ。少しばかり涼しくなると、こういう銘柄を飲みたくなります。
3月に下町ワイン本舗@酒喜屋で購入。2800円。
二日目の方がイイ感じですね。初日は樽からのバニラっぽさが目立って、他の要素をマスキングしていましたが、翌日は、一晩置いたカレーライスのように各要素が渾然一体となってきました。
濃い色調のルビーで、エッジは赤紫。香りは火を通したブラックベリーやカシス、八角丁子などのスパイス、モカなど。口に含むと、密度感のある果実味のアタックがあり、中盤豊かな酸とキメの細かいタンニンを伴って、口の中に広がります。フィニッシュは少しばかりシンプルですが、値段を考えれば十分なレベルでしょう。それほど長持ちするとは思いませんけど、1年ぐらい置くと、グッと熟成感が出てこなれそうな雰囲気です。久しぶりに「カマルティーナ」を飲んでみたくなりました。
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前回79歳と判定されて、かなりショックを受けた「脳を鍛える」ですが、まあかなりの部分、「慣れ」ですわな。3日目の今日は29歳でした。
って、別にムキになって朝から晩までやってたわけじゃないですが。(^^:

さて、表題のツムラ16番、どうやら私には睡眠誘導の効果はないようですが、飲むと心なしか晴れやかな気分になるような気がするので、最近は朝はツムラ16番、夜はデパス、という日が続いています。
このコンビネーションが効いているのか、一時の病的な鬱症状からはだいぶ回復してきました。

そういえば、このところずっと、折れたさし歯の根っこの歯茎にすぐに膿がたまって、毎週その膿を抜いてもらっていたのですが、先週あたりからようやく膿が出なくなってきました。このことも気分的にすごくプラスに働いています。(とはいえ、この歯は早晩抜かねばならないのですがね‥)

あとは仕事なんですが、こちらは、この2週間が、まさに山場。とりあえず今月をしのげば少しは楽になりそうなので、それまではむしろ積極的におクスリの世話になろうと思います。 このページのトップへ
‥というわけで(なにがというわけなのか)、NITENDO DSLiteをヤフオクで落札してみました。少しばかり高めのプライスでしたが、まあ定価からは誤差の範囲だったので、よしとしましょう。
子供たちに「たまごっち」のゲームを買ってやったら、ハマッてしまって、さっそく奪い合いになっています。もっと知育系のソフトがあればいいんですけど。

ところで、私もさっそく「脳をきたえる」やってみました。
判定された私の「脳年齢」は‥









79歳。。。
現実はシビアです。

週末のこの日開けたのは、ジャン・ラフェの2000クロ・ヴージョ。ノースバークレーでなく、レギュラーキュベの方です。感想は本館にて。
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西麻布にある高級イタリアン「アルポルト」のグルメチケットをいただいたので、義姉に子供たちを見ていてもらって、久しぶりにカミサンと二人で食事にでかけました。

料理はおまかせのコースでしたが、前菜から始まって、最後のデザートまで9皿も出てきました。もちろんポーションはどれも少なめで、なんだかイタリア版懐石料理みたいな趣でした。個人的には、皿数をもっと減らして、ポーションを多めにしていただいたほうが、それぞれの料理をじっくり味わえてよいのでは、と思いましたが、まあその辺は好みの問題でしょう。出された料理はどれも美味しく、特にドレッシングやソースの味が絶妙でしたね。

一方、少しばかり期待はずれだったのは、ワインリスト。ブルネロやバローロバルバレスコでそれぞれ1ページずつあるようなリストを想像していたのですが、意外にあっさりめで、なぜかフランスワインが結構多かったりします。それにしても、キャンティクラシコが一本もリストにないというのは、いかがなものでしょうか?。アマとかリエチーネとか、バローネリカゾーリとかなら、結構お店の料理にも合いそうに思いましたが‥。
で、結局消去法で選んだのは、ハーフボトル2本。無難にガヤで揃えてしまいました。
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ロッシ・バス・シャルドネ2004(ガヤ)
家で飲むとあまり心を動かされない銘柄なんですが、やはりイタリア料理に合わせると美味しく感じるから不思議です。適度なボリューム感と白桃やナッティなフレーバーのある、健康的でふくよかなシャルドネ。【小吉】

マガーリ2002(カマルカンダ)
ワインリストにビンテージが書かれていないのは、ちょっといただけませんね。出されて初めて02年と知りました。弱い年ですが、その分こなれており、やさしい酒質。やや樽のフレーバーが目立ちます。タンニンガチガチで閉じこもっているよりこのぐらいの方が料理にも合わせやすく、結果オーライでした。【吉】

お会計は、この2本と食前に飲んだビール分で、計15K。ワインリストはほとんど10K超でしたから、普通に行ってそこそこのワインを飲むと、40K近いお勘定になりそうです。久々に豪華な夕食を満喫しました。どうもごちそうさまでした。
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shuz
  • Author: shuz


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