S'sWine ひとりごと過去ログ

ワインサイト「S's Wine」のブログの過去ログです。 2006年5月までのエントリーをこちらに掲載しています。最新版は、【話飲徒然草】にて更新しています。

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カリスマチックな自然派の作り手として、一部に熱狂的なファンを持つ金井醸造。前から一度飲んでみたいと思っていたのですが、結構入手困難ですね。きっと、あるところにはあるのでしょうけど‥。この銘柄も私が一番興味のある辛口甲州でなく、中辛口ですが、とりあえず購入できたので、飲んでみました。色調はやや淡めのイエロー。香りは柑橘類やハーブ、それに鉱物的なニュアンス。口に含むと、軽く微発泡していて、心地よい炭酸のアタックがあります。果実味はみずみずしさがあって優しく、テクスチャーはなめらかななかにも、酸がビビッドでピチピチしたイメージもあります。甲州らしいヌルリとした面と、クリスピーな面とが上手い具合に両立している感じで、面白いですね。よく言われる果実の旨み感とか、余韻の長さとかは、う~ん、言われればそうかな、という感じですが、この銘柄が中辛口なこともあって、正直よくわかりません。翌日の味わいも確認してみたいと思います。
(この項つづく)
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昨晩の夕食はカレーだったので、マリアージュもなにもなかったのですが、なにかしらさっぱりした白ワインを飲みたいなと思ってあけたのがこのボトル。グレイス甲州の畑名つきかとばかり思ってましたが、「キュヴェ三澤」の名を冠する3000円也のリザーブ銘柄であることをコルクを抜いてから知りました。(知っていたら、カレーと一緒には開けなかったのですが‥)
色調は淡めのグリーンイエローですが、普及版のグレイスに比べると、色づきはしっかりと感じられます。香りは柑橘系果実とミネラルが中心でしょうか。あまりオークは感じません。口に含むと、爽やかな中にもしっかりした酒躯があり、酸にまろやかさが感じられるあたり、樽の影響を感じます。今まで樽を使った甲州には、どうも厚化粧感がつきまとって、よい印象をもてなかったのですが、この銘柄は樽が決してでしゃばらず、みずみずしさも残していて、さすがに甲州という品種を知り尽くしたワイナリーによるものだと感心します。鳥居平畑は、昨年勝沼を訪れた際に見学させてもらった畑です。あそこで作られたブドウがこのようなワインになるのかと思うと感慨深いものもありますが、冷静になって3000円という価格を振り返ると、普及版で価格が半分のグレイス甲州でも十分美味しいだけに、ちょっと悩ましい思いです。
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平日なので、開けるのは安いボトルと思っていたところに、晩飯がパスタだったので、迷わず先日購入したこの銘柄をチョイス。広島からはるばる宅急便で揺すられてきてから、まだあまり日にちがたってないので、本当はもう少し休ませたいところでしたが、他にチョイスもなかったので開けてしまいました。色調は中程度のルビーで、エッジはやや柔らいできています。香りはあまり立ち上らないのですが、ベタッとしたジャミーな赤い果実やキャンディ、紅茶、それに少しばかり厩系ののニュアンスがあります。味わいはとにかく酸っぱい。果実味にみずみずしさがなく、しおれたキャベツのような、あるいはパサパサになってしまったアジの開きのような、そんな鮮度のなさを感じます。フィニッシュにエグみが強めに感じられるも減点対象ですね。1000円台前半のワインですから、多くは期待できないのはわかりますが、安いなら安いなりの、もっとまっすぐでフレッシュな飲み口を期待していました。先日のキャンティとはまさに正反対の、流通時に大切に扱われなかったんだろうなあという味わいですね。【凶】



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↑ラベルはオシャレなんですが‥。 このページのトップへ
暑かったので、カンパリソーダでも作って飲もうと、スポーツクラブの帰り道、カンパリのボトルを買ってかえったら、冷蔵庫にあるとばかり思っていたトニックウオーターが在庫切れ。なので急遽方針変更して、セラーのブル白を開けることにしました。コーディエのジュリエット・ラ・グランドは、98年のブル白の中で、WA誌が最高点(94点)をつけたということで、一躍話題になった銘柄です。私もご多分にもれず、2本購入して、1本目を 2002年9月6日に開けましたが、このときは基本的にはすばらしいと思いました。(本館「こんなワイン飲んだ」を参照)ところが今回開けた2本目については、1本目の威容からは想像できないような変わりようで、飲んでいるこちらが戸惑いました。色調はそこそこ麦わら色がかった濃いイエロー。香りはほとんど立ちません。スワリングすると、グレープフルーツや黄桃、マロン、ミネラルなどがニュアンス程度に感じられるようになりますが、1本目を飲んだ印象からすると、全く期待はずれの香りです。味わいの基本は、熟成を感じるモカフレーバーで、酒質もトロトロ感こそありますが、なんというか、中間部がスッポリ抜けてしまったような空虚さがつきまといます。フィニッシュにやや苦みが感じられるのもマイナスポイント。
これがウワサの Premature Oxidizationというヤツでしょうか?今までは幸いなことに、最も問題になっている96年の白でも該当するボトルにはあたらなかったので、よくわからないんですが‥。ちなみに、ooisotaroさんが、半年ほど前に同じ銘柄を開けて、劇賞されてますので、ボトル差の要素も大きいのかな、と思います。
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CCといっても、コルトン・シャルルマーニュではなくて、キャンティ・クラシコです。
当時湘南ワインセラーのセールで4180円で買ったものですが、通常は6~7000円で売られているようですね。

色調は濃厚なルビーで、エッジはかなりやわらいできています。香りは少し火を通したようなブラックベリーやカシス、中国系のスパイス、チョコレートなど。口に含むと厚みのある果実味は相変わらずですが、リリース当初の鏡面仕上げのようなテクスチャーはだいぶやわらいで、朗らかな酸や甘苦いタンニンなど、外向的な味わいになってきています。アルコール度は14度の表示どおり、かなり高めで、フィニッシュにはビターチョコのようなフレーバーが口の中を満たします。総じて構造のしっかりしたモダンなつくりで、キャンティクラシコというよりは、中堅クラスのスーパータスカン的な味わいですが、精緻な味わいはいつもながらさすがと思います。6000円オーバーというプライスは悩ましいですが、セールでまた安く買える機会があればゲットしたい銘柄です。
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状態のよさとはなんたるかを端的に示してくれるよい例がこのボトルです。このつくり手は初めて飲みますが、クラシコのつかない素のキャンティで、ラベルがオシャレです。中程度のルビーで鮮やかな色調。香りは、スーッと鼻腔の奥まで届くような、スミレやブルーベリー、カシス、ハーブ、それに少しばかりのスパイス香。味わいはミディアムボディで繊細。ピュアな果実味とクリーンな酸、そして穏やかなタンニンとが、線は細いながらもバランスよく整えられ、口の中でキャンディのような甘い含み香が感じられます。樽の要素がしゃしゃり出ないのもいいですね。ガサツなインポーターが輸入して、スーパーの店頭などに並べられていたら、こうした美点はことごとくスポイルされて、おそらく何の変哲もない安キャンティとして、記憶の片隅にも残らなかったのではと思います。 2000円以下で構成要素が豊富とはいえない、こういうワインこそ、良い状態で飲みたいと切に望みます。ワインホリックさんで購入。インポーターはラシーヌ。
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3,168円という値段はビミョーですね。いや、はっきり言ってしまうと「高い」。
「日本で最もコンディションの良い選りすぐりのワインをお届する」ショップから買ったこのボトル、輸入元はフィネスとあって、状態は完璧です。コルクは下1ミリ程度しか染みていないし、テクスチャーのひっかかりのなさとか、微妙な表情や陰影がスポイルされていないところなどは、さすがだと思います。もっとも、いくら状態はよくても、銘柄的にはあくまでACブル、過大に評価すべきものではありません。中程度からやや淡いルビーの色調。赤い果実やハーブ、紅茶、それに軽くスパイス香や赤身肉などの還元香も感じられます。味わいはクリーンな果実味が心地よく(これは状態のよさによるところ大)、各構成要素が乏しいながらも、バランスよく拮抗していて、クラシックなピノらしい味わいになっています。フィニッシュはタンニンが感じられてややドライな印象。マルキ・ダンジェルヴィーユがインポーターに紹介した作り手とのことですが、上位グレードになれば、きっとクラシックで長熟タイプの侮りがたいピノになるんでしょうね。このACブルからは、その片鱗が垣間見える程度ですが。内容的には、2000円台前半、状態のよさでイーハンついても2千円台半ばで買いたいところです。まあ、ブルの値段が高いのはユーロ高とか、世界的な需要増による部分も大なので、この作り手を責めるのはフェアではありませんけどね。
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遊園地の「メリーゴーランド」という名称は誤りで、本当は「メリーゴーラウンド」というそうです。いきなりな入り方ですが、先日「豊島園」に行った際、そこで子供に付き添って乗ったメリーゴーラウンド「カルーセル・エルドラド」が、やたらとレトロで格調高いアールヌーボー調だったので、なにか曰くつきのものなのかと、ふと思い立ってネットで検索してみたのです。調べてみると、案の定、いわくつきもいわくつき、1907年にドイツで製作された「現存する世界最古の」メリーゴーラウンドだそうです。(←これって結構有名な話だそうで‥。今まで豊島園には何度となく行きましたが、全然知りませんでした。) 1911年にアメリカのコニーアイランド遊園地に渡り、1971年から豊島園で稼動しているとのこと。豊島園だけでももう30年以上働いているわけですね。先だってのジェットコースターの事故とはなんとも対照的なお話です。

翌日飲み会なので、この日はハーフボトルを。勝沼醸造の「アルガブランカ・クラレーザ」です。酸がやわらかで、はつらつとした味わいというよりは、上品でなめらか指向の味わい。辛口仕立てですが、口の中で果実由来の甘いフレーバーが感じられ、テクスチャーはヌメッとしています。コメントだけだと前回のハラモと対して変らない印象ですが、ハラモやその前に飲んだフジクレールほどメリハリの利いた味わいではなく、よくも悪くも甲州らしい味わいだと思います。
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ブログには載せませんでしたが、先日飲んだ、本坊酒造の「シャトーマルス石和・甲州氷結仕込み2004」も同系統でした。こちらのほうがもっとふくよかでアロマチック、口の中で甘みを感じる味わいでした。
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個人的な好みからいえば、もう少しクリスプでピチピチした味わいの方が好みかなぁ、と思います。そう書くと、甲州愛好家の方からは「判っていない」と言われそうですが‥。(^^;

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GW休み明け1週間はまだ朝の電車も空いていましたが、今週になって
いつもの混雑に戻ってきました。これから7月半ばまでは、祝日もなく
仕事の日々が続きます。全国のサラリーマンのみなさま、共に頑張りましょう。

この日開けたのは、パリ16区のセールで購入した、ブリュノ・クレールの03マルサネ。さほど期待もしていなかったのですが、グラスに注いでみてガックリきてしまいました。ブショネです。
まず香りが不自然なほど全くたたない。おかしいなと思ってひと口含んでみると、例の紙粘土味。程度でいえば、重度ではありませんが、中程度のブショネでしょう。いつもの私なら、悪態をつきながら半分ほど飲んで、あとは流しに捨ててしまうところですが、この日は違いました。
Andyさんのブログで報告のあったコレをぜひ試してみようと思いまして。


デキャンタに30センチ四方に切ったサランラップを入れ(これが結構コツがいる)、そこにボトルのワインを浸します。5分ほどしてグラスに注いでみると、あら不思議。
ちゃんと黒い果実やハーブ系の香りが立ち上ってくるではないですか!味わいは残念ながら多少ブショネ味が残っていますが、何もしないのに比べればずっとマシにはなっています。

15分以上ラップに浸した2杯目、味わいからは、1杯目以上にブショネっぽさが消えましたが、残念ながら、香りがほとんどたたなくなってしまいました。サランラップは、ブショネの原因だけでなく、その他の香りの要素も吸着させてしまうんですかね。

結論としては、特効薬、とまではいかないものの、効果はたしかに実感できます。ラップに漬け込む時間がポイントでしょうね。
ただ、デキャンタに移したり、異物に漬け込んだりと、若干「荒ワザ」の印象はまぬがれないので、安価な若めのワインでまず試してみるのが良いかと思います。
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p.s.残ったボトルにサランラップの切れ端を放り込んで、そのまま冷蔵庫に一晩置いたものを今日飲んでみたら、雑巾臭が出てとても飲めない代物になっていました。やはりラップに漬け込む時間には注意が必要なようです。 このページのトップへ
さて、週末になりましたので、シニアの合格祝いにそこそこの銘柄を開けようと、上記の銘柄をチョイスしたのですが、そういえばこのボトルどこで買ったんだっけと、裏ラベルの部分を見てみれば、最近手元で熟成させたものを飲んでことごとく外している某大手インポーター兼ショップ。不安が頭をよぎります。
キャップシールは少しザラザラ感こそあるものの、クルクル回ります。抜栓してみると、コルクは下3分の1ぐらいまで染みている程度。久々に収納棚の奥から持ち出したリーデルのソムリエ・ブルゴーニュグラスに注ぐと、なんだかやや濁りがあります。香りは、、悪い予感が的中。ほとんど立ち上ってこないばかりか、カルキや消毒液のような異臭が少しばかり混じっています。少し待つと、オレンジの皮などの香りが感じられるようになりましたが、デュジャック本来の絡みつくような芳香からはほど遠いものです。味わいはといえば、やや酸が勝っているものの、十分な果実の凝縮感とまろやかなテクスチャーがあり、黒い果実や紅茶、ヨーグルトのような含み香も感じられて、なかなか心地よいものです。酸化しているわけでもバランスを崩しているわけでもなく、翌日になっても大きく衰えることはありませんでした。しかし、この香りが、ねえ。劣化とまではいかないまでも、機嫌を損ねている、というような微妙なコンディション。どうしてもこうなってしまうのか判りませんが、このショップで購入して寝かせたブルゴーニュって、相当の確率でかようなボトルに出くわすような気がします。つくづくワインの購入経路って大事だなあと思います。長年寝かせる高価なワインならなおさら、ですねぇ。【凶】
#ということで、祝杯に開けたボトルが「凶」というなんとも皮肉な結果になってしまいましたが、こういうのも私らしいかな、ということで‥。(^^;
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